本記事はこんな方におすすめ~
もし自宅の庭やベランダに余裕があるのなら、植物を育てて販売するという方法があります。
植物を売ってお小遣いを稼ぐメリットは以下の通り。
簡単にですがご紹介していきます。
植物でお小遣いを稼ぐ方法【副業】
植物を売ってお小遣い稼ぎをする副業は、大きくわけて3種類。
- 植物そのものを販売
- 植物の種子を販売
- ドライフラワーにして販売
それぞれ具体的に解説します。
植物そのものを販売
ここだけの話、メルカリやラクマ、ヤフオクなどのフリマアプリで植物が売れています。
人気なのは多肉植物。
野菜の苗も結構売れているようです。
植物販売の一番のメリットは、「時間がかからない」という点。
普通の労働は会社で一日に何時間も拘束され、その時間の対価としてお金をもらいます。
一方、植物の販売であれば苗や種を仕入れれば育てるだけ。
といっても土や鉢など、初期費用は少しかかります。
ですが、トータルで見れば普通に労働するよりははるかに少ない時間で済みます。
それに、メルカリなどのフリマアプリで販売している植物のほとんどは、種や小さい苗の状態。
つまり、大きく育てる必要がないのです。
種や苗が大きくなるまで数か月~数年かけて育てる必要がないので、ある程度のサイズになれば売れます。
ただし、その植物によってどれくらいの成長度になればよく売れるかは違うので、気になる植物があったらフリマアプリで検索してみてくださいね。
植物の種子を販売
メルカリでは、植物の種子を販売することもできます。
果物や野菜などの種子が販売されています。
種子なら発送も簡単ですし最安の送料で済むので、取り組みやすいかもしれません。
ドライフラワーにして販売
近年、ドライフラワーの需要もかなり増えています。
普通に飾るもより、インスタ用写真に添えるもよし、ハンドメイド作品に封入するもよし。
ドライフラワーにするにはお花をきれいに咲かせて、さらにドライ加工する必要があるので、手間はかかりますが、その分販売時の単価は上がります。
植物やドライフラワーの発送・梱包方法とコツ
ここで気になるのが、「植物ってどうやって送るの?」「植物の送料っていくらなの?」「送るのに結構料金がかかるんじゃないの?」「どうやって梱包するの?」って点ですよね。
植物やドライフラワーの発送方法や送料、梱包のコツについてご紹介します。
植物・ドラフラワーの発送方法と送料
植物は大きくてかばるけど、
郵便局の「第四種郵便(植物種子等郵便物)」が一番安く送れるよ~
「第四種郵便」とは、通信教育のレポートや点字郵便など、法律で決まった内容のものが送れる郵便の種類のこと。
その中に「植物種子等」も含まれているので、実はメルカリやヤフオクなどのフリマアプリで売れた植物は「第四種郵便」という郵便物で送ることができます。
そして、第四種郵便は中身を郵便局で確認できるように一部を開封して差し出す代わりに、かなり安価で発送可能。
例えば、梱包も含めて「150g・縦横高さ合計60cm程度」の植物を郵便局で発送するとします。
ゆうパック (例:東京→神奈川) | 普通郵便 (定形外・規格外) | 第四種郵便 (植物種子等) |
880円 | 390円 | 170円 |
「第四種郵便」が断トツに安いですよね…。
追跡や保障をつけたい場合は他の発送方法が良いですが、「とにかく送料をおさえたい!」という人には第四種郵便がおすすめです。
ちなみにドライフラワーは第四種郵便では送れません。
そのため、宅配か普通郵便での配送になります。
植物・ドライフラワーの梱包方法とコツ
宅配は大きさで値段が決まりますが、第四種郵便は重さで値段が決まります。
ということは、できるだけ軽くして送料を抑えるのがベスト。
梱包には牛乳パック、ペットボトル、紙コップなどを使っている人が多いようです。
個人的なおすすめはペットボトル。
他の梱包材よりも輸送中につぶれる心配も減りますし、配達員さんが一目見て「植物だ」と分かるので、少し気を使ってくれるような気もしています。
逆さまにもなりづらいですしね。
ここで注意していただきたいのが、輸送中の破損。
ドライフラワーは軽いですが繊細なため、梱包には細心の注意を払う必要があります。
とにかく丈夫な箱を選びましょう。
また、発送伝票の品名欄だけでなく、外側のできるだけたくさんの面に大きく「取扱注意」「下積厳禁」と書くと、丁寧に扱ってくれます。
運送上注意してほしい点は、とにかくいろんなところに書いておこう~
多少見栄えが悪くても、中身が壊れてあなたもお客さんも宅配業者さんも悲しい思いをするよりはずっと良いよ~
植物販売では種苗法に注意
手軽に販売できる植物ですが、一部売ってはいけない植物があります。
「種苗法(しゅびょうほう)」で保護されている品種を販売・転売すると、法律違反となるので、注意が必要です。
詳しくはメルカリのガイドラインなどをご確認ください。
>> メルカリ「登録品種を出品する際の注意事項(種苗法について)」
植物をお金にしてみよう
おうち時間が増えた昨今、おっとり稼ぐのにぴったり~♪
普段何気なく見ている植物も、ひと手間かければお金になります。
自分も植物に囲まれて、少し癒されるのもメリットのひとつ。
売る側も買う側もハッピーになりそうな植物の販売、気になる方はぜひ始めてみてくださいね。